家は一生に一度の大きな買い物です。一生に一度だからこそ、自分の希望する形の家が欲しいと注文住宅で建てようと決断される方も多いでしょう。ただ、簡単に希望の家を建てるとありますが、そんなに簡単でもないのが事実です。実際に『前橋市の注文住宅会社ガイド』というサイトでは、まず大事なことは家族会議だと述べています。ご家族の構成はもちろんですが、お子様の将来的な独立なども視野に入れて長い期間使える家にしておかないといけません。他にも注文住宅を建てるまでにはやるべきことがありますが、それらについても『前橋市の注文住宅会社ガイド』には詳しくまとめてありますので、見ておくことをお勧めします。いずれにしろ、戸建てを買うわけではないので、注文住宅のこだわりが強くなるほど、家族や設計士と話し合いが必要だということは覚悟しておきましょう。

また建てるのであれば長期優良住宅を満たすものがおすすんです。長期優良住宅とは、平成21年6月4日に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」により一定の基準を満たした住宅のことを言い、所管行政庁（都道府県知事又は市町村長）が認定し、税制面での優遇などを受けることができます。欧米に比べて寿命の短い日本の住宅は、戦後、短いサイクルで「作っては壊す」というスタイルが主流でした。しかし、環境保護、少子高齢化の進展に伴う福祉負担の軽減などの観点から、良いものを残し長く使うという、ストック型重視の方向へ最近は変わりつつあります。それにより中古市場が活性化し、リフォームなどのストックビジネスが育成されるというメリットもあります。

長期優良住宅として認定されるには、以下のような条件があります。
・耐震性
・省エネルギー性
・維持管理・更新の容易性
・劣化対策
・住戸面積
・居住環境
・維持保全管理
・バリアフリー性
・可変性
・住宅履歴情報の整備

申請手順は、申請者が評価機関の事前審査を経て所轄行政庁へ認定申請をする方法と、所轄行政庁から技術的審査を評価機関に委託する方法とがあります。前者の方が認定審査にかかる期間を短縮することができます。

税制面では、住宅ローン減税、所得税の特別控除、不動産所得税、登録免許税、固定資産税、贈与税が一般住宅と比べて優遇されます。